HARMONY, Japan Pavilion, Expo Milano 2015

teamLab, 2015, Interactive Digital Installation, 6 min, Sound: Hideaki Takahashi

HARMONY, Japan Pavilion, Expo Milano 2015

teamLab, 2015, Interactive Digital Installation, 6 min, Sound: Hideaki Takahashi

日本の食の原風景である「水田」は、山と海に囲まれた日本では、棚田に代表されるように、河川の中上流域など、高低差がある場所で発達した。そしてそれは、人と自然が共生(HARMONY)することで生まれてきたのである。

水田が“高低差”のある場所で発達してきたことや“人と自然が共生”することで発達してきたことを表現するため、腰やひざ下など、さまざまな高さでつくった稲穂に見立てたスクリーンで空間を満たし、腰から膝ほどの高さに映像が無限に広がるインタラクティブな映像空間をつくりあげた。映像は鑑賞者の位置やふるまいに合わせて変化していく。

鑑賞者は、まるで稲穂を分け入るかのように、インタラクティブな映像空間の中を分け入り、歩き回りながら、四季を表現した象徴的な日本の自然を体感する。