はっきりと存在するモノではなく、情報のカタマリのような存在
それは、まるでやわらかい光を握っているような、あいまいな存在に
どこがモノとしての境界線なのかわからないモノ。
それはもはやプロダクトではないような、物質としての存在があいまいであるかのように表現したいと考えました。にぎったときにやわらかく、ぼんやりと、光に包まれている、そんなケータイをデザインしました。
従来のケータイでは、ひとつのボタンにいろいろな表記があるために、普段あまり使わないような機能を使用しようとする際には、どのボタンを押せばよいのか分かりません。
actfaceでは、シーンによって変わるボタンの機能に合わせて、ボタン表記を変えることで、複雑なボタン操作をより分かりやすくしています。
また、ケータイを操作する際の、「ボタンを押す」という行為そのものは、身体的に馴染みのあるものなので、そのまま大事にしたいと考えました。
そのため、ボタンの盤面はタッチパネルスクリーン上に「使い慣れたボタン配置」のまま、透明の樹脂ボタンを乗せています。
そうすることで、指先が覚えているボタン配置の感覚で、気軽にボタンを押すという身体的な行為はそのまま保ちながら、より快適にケータイを操作できるようにタッチパネル部分をデザインしています。